パリ大会に臨む日本選手団は、16日までに160人の選手が代表となり、今後も追加される見込みで、海外で行われる大会ではアテネ大会の163人を上回って史上最多となる見込みです。
16日、都内で秋篠宮ご夫妻の出席のもと結団式が開かれ、開会式で旗手を務める陸上の石山選手と競泳の西田選手、それに、金メダル獲得を目指すボッチャや車いすラグビーなどの選手が出席しました。
式ではJPC=日本パラリンピック委員会の森和之会長から田口亜希団長に団旗が授与され、団長から石山選手と西田選手に手渡されました。
そして、秋篠宮さまが「パラリンピックはパラアスリートにとって最高の競技の舞台の1つです。日頃からの成果を存分に発揮されることを期待しております」と選手団を激励するおことばを述べられました。
最後に、日本選手団の「挑め、自分史上最強。」というスローガンが発表され、石山選手が「一人一人がこのスローガンを胸に世界の壁、自分の壁に挑みたい」と抱負を語りました。
続いて、西田選手が「お互い意識を高め合ってベストパフォーマンスを発揮し今まで以上の自分に出会える大会にしたい」と決意を述べました。
パリパラリンピックは来月28日に開幕し、12日間の日程で行われます。
旗手 陸上 石山大輝選手「わくわくする」
結団式のあと、日本選手団が会見し、旗手を務める石山大輝選手と西田杏選手などがそれぞれ抱負を述べました。
石山選手は旗手を務めることについて、「パラリンピックを楽しめるよう頑張っていきたい。大変光栄な大役をいただけて、注目される存在になったのかなと思うし、観客の盛り上がりを開会式の入場行進で感じられると思うとわくわくする」としたうえで、初めてのパラリンピックに向けて「私もパラアスリートの活躍を見て自分も勝負できるとパラ陸上の世界に入ったので私自身も視覚障害の方にパフォーマンス通じて勇気や感動を与えたい」と話しました。
旗手 競泳 西田杏選手「日本選手団盛り上げたい」
また、西田選手は、「大変うれしく思いつつも恐縮な思いでいたが、今大会は、主将がいない中での旗手で責任感も強くなると思うのでしっかり務めさせていただきたいし、私たちがまず楽しむことで日本選手団を盛り上げていきたい」と笑顔で話していました。
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