サッカー日本代表の元キャプテンで、ドイツで活躍し5月に現役を引退した長谷部 誠 氏のトークイベントが地元・静岡県藤枝市で開かれ、地元への感謝の思いを伝えました。

約650人が集まったこのイベント。

初めに藤枝市の北村 正平 市長からこれまでの功績を讃え感謝状と花束が贈られ、長谷部氏も感謝の思いを口にしました。

サッカー日本代表 元主将・長谷部 誠 氏:
素晴らしい指導者に巡り合い、そして素晴らしい仲間たちに出会うことができ、本当にお世話になった藤枝の方々、そして藤枝の環境に感謝を伝えたい

その後、藤枝東高校の後輩でジュビロ磐田などでも活躍した成岡 翔 氏とのトークショーでは「印象に残っている恩師からの言葉」を問われ、高校時代の教えとプロ入り後の「失敗」を明かしました。

サッカー日本代表 元主将・長谷部 誠 氏:
(藤枝東高の恩師)服部(康雄)先生には学校だけじゃなくて、外に出た時も常に藤枝東サッカー部というものを背負って行動しろということは言われていて、プロになってちょっと調子に乗って髪の毛を金髪にして(藤枝)東高に訪れた時に、服部先生はその時に言わなかったけど悲しい顔をされた。あ、これはしまったと。自分の容姿や見た目とかも含めて、それは自分だけのではなくて自分に関わって下さる人たちのものでもあるなとその時に思い、その足で浦和に戻ってすぐ美容院に行って染め直したりもした

日本代表キャプテンとしての振る舞いも高校時代の教えが生きていたと語った長谷部氏。

これからドイツで始まる指導者の道へ地元の期待を胸に決意を新たにしていました。

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