(15日、第106回全国高校野球選手権和歌山大会2回戦 田辺6―0市和歌山)

 昨夏の和歌山代表の市和歌山と、今春の選抜大会に21世紀枠で出場した田辺による好カードが、和歌山大会の2回戦で実現した。

 田辺は二回に1点を先制。三回にも1点を加えた。六回に3点、八回に1点を追加し、主導権を握り続けた。

 田辺は昨秋の和歌山県大会で準優勝。続く近畿大会では1回戦で敗れたが、21世紀枠での選出で76年ぶり3回目の選抜大会出場を果たした。選抜では1回戦で星稜(石川)に2―4で敗れた。

 今夏は1995年以来2回目の全国選手権大会出場をめざしている。

 市和歌山は昨夏、7年ぶり6回目の全国選手権出場を果たし、1回戦で東京学館新潟に勝利。2回戦では神村学園(鹿児島)に敗れた。

 今夏は同校初の2年連続の夏の甲子園出場をめざしていた。

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