子供から高齢の人まで楽しめるというアメリカ生まれの球技が話題になっています。
福岡県太宰府市にある体育館。
中からは何かを打っているような音が響いてきます。
◆記者リポート
「みなさん何かスポーツをされているようです。テニスのようにも見えますが、いったい何のスポーツなんでしょうか?」
50人近くの人が一心不乱にボールを打ち合っています。
Q.今皆さんなにされてるんですか?
◆福岡ピックルボール協会 柴田圭さん
「こちらはピックルボールというスポーツになります」
行われていたのは「ピックルボール」というスポーツ。
テニスと卓球とバドミントンの要素を組み合わせた、日本ではまだあまりなじみのないスポーツです。
バドミントンと同じサイズのコートで、パドルと呼ばれる卓球に似たラケットを使ってテニスのようにネットを挟んで打ち合います。
ピックルボールが生まれたアメリカ国内の競技人口は推定1000万人。
プロリーグが発足するほど人気のスポーツなんです。
そのピックルボールを福岡から広めていこうと活動する柴田さんにその魅力を聞いてみました。
◆福岡ピックルボール協会 柴田圭さん
「本当に簡単なスポーツでラリーがすぐできます」
ピックルボールは手に持つラケットやボールもプラスチック製でとても軽いのが特徴。
また、ノーバウンドで打ち返してはいけないゾーンがあり、球速も抑えられるため年齢や経験に関係なく楽しめます。
◆記者リポート
「慣れてきたらボールも軽いので打ちやすい」
ピックルボール初体験のリポーターも始めてすぐに30回ラリーを続けられました!
柴田さんがピックルボールに注目したのは幅広い世代で楽しめ、適度に運動も行える点にあるといいます。
◆福岡ピックルボール協会 柴田圭さん
「私たちが(教室)を行っている目的は、プロの選手を育てたいとかではなく、実は運動していない方がたくさんいらっしゃるので、その運動していない方に『これだったらできるかも』と思っていただけるよう勧めている」
この日、初めてピックルボールを体験した人たちに話を聞いてみるとー
◆ピックボールを初めて体験した人
「思ったより楽しかったです!」
◆ピックボールを初めて体験した人
「経験していなくてもやれるんじゃないかなと思います。年齢高い人もけっこう上手ですよね」
◆ピックボールを初めて体験した人
「うまくなれたらもっと楽しいのかなと思った」
子供から高齢の人まで適度に体を動かせ、思い思いに楽しめるピックルボール。
みなさんも一度体験してみてはいかがでしょうか。
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