大リーグ1年目の山本投手は、今シーズンここまで14試合に先発登板して6勝2敗、防御率2.92の成績をマークしていて、先月16日に右肩の「腱板」という肩の筋肉と上腕をつなぐ部分に炎症が見つかったため、15日間のけが人リストに入っていました。

現在はチームの遠征に帯同せず、本拠地に残って治療とリハビリを進めていましたが、球団は14日、山本投手についてけが人リスト入りの期間を15日間から60日間に延長すると発表しました。

これにより、山本投手の復帰は早くても来月の中旬以降となります。

山本投手は離脱して以降、およそ2週間ボールを投げずに調整を続けた後、先週からキャッチボールを再開させたばかりで、ロバーツ監督は「来月の中旬より前に彼が戻ってくる予定はなかったので、60日間へのリストの移行は形式的なものだ。今後のタイムラインはまだわからない」と復帰への見通しは立っていないと話しました。

そのうえで「ブルペンでの投球練習や、バッターに対して投げられるようになれば復帰も近づいてくるが、まだその段階ではない」と現状を説明しました。

ドジャースは山本投手以外にも今シーズン8勝をあげているグラスナウ投手や、ビューラー投手など先発投手陣を中心にけが人が相次いでいて、シーズン後半に向けてローテーションの立て直しが急務となっています。

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