(14日、全国高校野球選手権兵庫大会2回戦 兵庫5―4赤穂)
赤穂の頓田郷平監督
お疲れさん。スタンドもええ声出とったし、(雨で)中断中も声かけとってくれたしな。やれることは全部やったと思う。
中断後、流れかえるために出たタッキー(滝元颯大投手)もナイスピッチングやったし、朝早う起きて5時半から体育館で練習して、ああしておけばよかったなってことがひとつもない。ひとつでもあれば後悔しか残らへん。全部出し切った。これが高校野球やねん。人生なんや。
3年生中心にようがんばった。背番号発表の次の日から、外れた2人が最初にグラウンド整備に出てくれて、2人がひっぱてくれとった。そういう姿があったから、負けはしたけれどやれることは全部やったと思える。
お前らの代、大変やったけど、最後はいいチームになってたで。
お前ら18歳やろ。こっから60年あんのやから。残りの60年のため、先生、お前らの3年間、高校野球、全力で指導してきたんやから。
悔しい思いは1、2年生が引き継いでくれる。人数少ないけどしっかり受け継ぐやつらばっかりと思うわ。
最後は悔しい思いやけど、それを生かして残り60年を歩んでほしい。
いままでありがとう。(宮沢崇志)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。