大の里は身長1メートル92センチ、体重181キロの体格を生かして前に圧力をかける相撲を持ち味に新小結で臨んだ先場所、初土俵から7場所目で初優勝を果たしました。
名古屋場所は新関脇として臨み、初日の14日は大関経験者で前頭2枚目の御嶽海と対戦します。
御嶽海とは初顔合わせの一番で、大の里としては優勝した先場所と同様、立ち合いから一気に前に攻め込むことができるかが鍵となります。
一方の御嶽海としては密着して相手の圧力を辛抱強くこらえながら、勝機を探りたいところです。
また、2場所連続で途中休場していた横綱・照ノ富士は初日に新小結の平戸海と結びの一番で対戦します。
こちらも初顔合わせで、右の相四つの対戦となります。
照ノ富士はスピードのある平戸海をがっぷり組み止め、有利な体勢に持ち込めるかがポイントです。
横綱初挑戦となる平戸海は立ち合いで左の前まわしをつかみ、相手に右を差させずに得意の形で一気に攻めることができればチャンスが生まれます。
このほか初日には、10勝以上を挙げれば大関復帰となる関脇・霧島が大関経験者の高安と、負け越せば大関から陥落する角番で迎える貴景勝は平幕の明生と対戦します。
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