競泳の日本代表は、3月に行われたパリオリンピックの代表選考の大会で切符をつかんだリレーメンバーを含む27人の選手が、海外と国内に分かれてトレーニングを積んできました。
このうち、東京大会の男子200メートルバタフライで銀メダルを獲得した本多選手や、競泳の日本代表では史上最年長での出場となる33歳の鈴木聡美選手など、国内で練習してきた選手19人が11日夜、羽田空港からフランスへ向けて出発しました。
出発前に取材に応じた本多選手は「今はワクワクや緊張というよりは、これからどういう感じで調整をしていこうかとイメージしている段階だ。自分ができることを1つずつやって『全部やりきったぞ』と、見せられるように頑張りたい。金メダルを目指して、笑顔で帰ってきたい」と、意気込みを語りました。
また、平泳ぎの2種目に出場する鈴木選手は「非常にいい段階を踏めていると思うので、ここからはより精度の高いものを積み上げていきたい。2種目とも日本記録をねらっていけば、決勝進出やメダル獲得も見えてくる。今までの自分を超えるレースをしたい」と、話していました。
選手たちは現地に到着後、ヨーロッパで調整を続けていた池江璃花子選手や瀬戸大也選手などと合流してフランス国内で合宿を行い、オリンピック本番に備えることにしています。
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