7月も打って走って大活躍の、ドジャース・大谷翔平選手(30)。
リーグ勝率1位のライバル、フィリーズとの3連戦第2ラウンドです。
メジャー通算200号に王手をかけている大谷選手は、日本時間11日も1番指名打者で先発出場。
対するは、6月の月間MVPに輝いた左腕・サンチェス投手です。
第1打席、相手キャッチャーと笑顔であいさつを交わしながらも、初球から狙っていた大谷選手。
痛烈な打球は1、2塁間を破りライト前へ。
4試合連続ヒットで早速、出塁しました。
ランナー・大谷選手はこうなると止まりません。
すかさず2塁を狙ってスタートを切り、今シーズン22個目の盗塁に成功。
イチローさんらに並ぶ、日本人選手最長の4試合連続盗塁です。
さらにこの試合中、大谷選手に新たな栄誉が加わったことが発表されました。
“スポーツ界のアカデミー賞”と呼ばれ、昨年の成績をもとに、目覚ましい活躍をした選手に与えられる「ESPY賞」。
2023年ア・リーグMVPに輝いた大谷選手が、史上最多に並ぶ4年連続4度目のベストMLBプレーヤーに選ばれたのです。
そんな栄えある発表直後の第2打席。
自ら祝砲…といきたい所でしたが、ここはインコースのシンカーに詰まらされ、内野ゴロに倒れました。
それでも、1点を追う5回。
チャンスで打席が回ると、スタンドからの大ブーイングが大谷選手にプレッシャーをかけましたが、ブーイングをかき消す同点タイムリーヒット。
前の打席では詰まらされたインコースのボールを、今度はコンパクトに振り抜きました。
本人も“ニッコリ”の当たりで、3試合ぶりのマルチヒットをマーク。
その後、勝ち越しを許したドジャースは、一発が出れば逆転のチャンスで大谷選手に打席が回りました。
しかし、惜しくも空振り三振に打ち取られました。
ドジャースはこれで3連敗。
12日は、連敗を止める大谷選手の200号ホームランに期待です。
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