パリオリンピックのボクシングは開会式翌日の今月27日から競技が始まり、日本からは男子71キロ級の岡澤選手と男子57キロ級の原田周大選手の2人が出場します。
パリ大会に向けて東京 北区のナショナルトレーニングセンターで行われている強化合宿に参加している2人は11日、報道陣に練習の様子を公開しました。
このうち、2大会連続の出場でメダル獲得の期待がかかる岡澤選手はミット打ちで持ち味の巧みなディフェンスからパンチを重ねるなど順調な調整ぶりを見せていました。
また、原田選手はサンドバッグに向かって軽快なフットワークで、得意とする左のジャブから右のストレートのコンビネーションを何回も繰り返して汗を流していました。
練習のあと取材に応じた岡澤選手は「東京大会の前と比べてすごく落ち着いていて体のコンディションもメンタルもすごくいい状態だ」と手応えを口にしました。
その上で「僕の夢であるアマチュアボクシングを多くの人に知ってもらうためには金メダルが必要なので絶対に取りたい」と意気込みを話しました。
また、原田選手は初めてのオリンピックに向けて「金メダルだけを見て練習ができている状態なので、この気持ちをぶらさずに最後まで進んでいきたい」と力強く話していました。
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