キーウにある巨大な祖国の母像とウクライナ国旗。

 ウクライナ・オリンピック委員会は10日、パリ五輪(26日開幕)に140選手を派遣すると発表した。地元メディアによると、ロシアの侵攻を受けた影響により、夏季五輪で史上最少という。9日にキーウ(キエフ)で記者会見したフトツァイト会長は「空爆の音が継続的に響き渡る状況でトレーニングするのは不可能だ」と訴えた。  陸上やボクシング、レスリングなどに参加。戦禍が広がるにつれて選手は国外での練習を強いられてきたと明かした同会長は「国内に戻ってきた選手もいるが、状況がもはや適切ではないとしてまだ国外で準備している者もいる」と説明した。(共同)


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