48年ぶりに自力でオリンピックに出場するバスケットボール男子の日本代表メンバー12人が、10日、記者会見しました。

このうち、NBA=アメリカプロバスケットボールのレイカーズに所属する八村選手は、「2回目のオリンピックを楽しみにしている。今までアメリカでやってきた経験を見せたい。オフェンスやディフェンス、リバウンドなどプレーで引っ張っていきたい」と、チームの中心としての決意を口にしました。

また、ポイントガードの河村勇輝選手は、「スリーポイントシュートを高い確率で決めていくことが大切になってくる。そのために、ペイント内にアタックしてチームメイトが気持ちよくシュートを打てるように、相手のディフェンスを引き付けたい」と、スリーポイントを生かすチームの戦術における自身の役割を話しました。

そして、2大会連続のオリンピック出場となる大黒柱の渡邊雄太選手は、東京大会では3戦全敗に終わったことを踏まえて、「東京オリンピックや去年のワールドカップの経験が今回に生きると思う。結果を残したうえで、大会が終わったあとに“歴代最強”と呼べるようなチームを作っていきたい」と意気込みを話していました。

チームは11日にヨーロッパ遠征に向けて出発し、世界3位のドイツや世界4位のセルビアとの強化試合などを経て、オリンピック本番に臨みます。

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