夏の甲子園をかけた全国高等学校野球選手権長野大会は7月10日に県内4球場で8試合が行われ、2回戦の全日程が終了した。10日終了時点の勝ち上がり表は以下の通りとなっている。

【Aブロック】
春の県王者で第1シードの東京都市大学塩尻が須坂に49対0と大勝。

こちらも春の県大会に出場した古豪・丸子修学館が長野南に12対0とコールド勝ちした。

【Bブロック】
実力校同士の対戦となった長野商業と松本第一の試合は、終盤までもつれる熱戦となり、長野商業が9回にシード校の松本第一にサヨナラ勝ちを収めた。

松本蟻ケ崎は2試合連続で2点差のゲームを制し、3回戦に駒を進めた。

【Cブロック】
2022年の優勝校・佐久長聖は岡谷南に8対0で完封勝利。

工業高校対決となった岡谷工業と長野工業は岡谷工業が8回コールドで勝利。

続く2回戦も工業高対決となったが、岡谷工業が7対5で松本工業に勝利した。

【Dブロック】
春の県大会4位の長野俊英は上田に10対0でコールド勝ちした。

2023年ベスト4の日本ウェルネス長野は延長タイブレークの末、飯田OIDE長姫に4対9で敗れ、1回戦で姿を消した。

【Eブロック】
春の県大会3位の長野日大は伊那弥生ケ丘に8回コールド勝ち。

野沢北と伊那北の試合はホームランなどで得点を重ねた野沢北が4対1で勝利した。

【Fブロック】
春の南信王者、東海大学付属諏訪は、明科・豊科・池田工業・穂高商業の連合チームに9対2でコールド勝ち。

2019年の優勝校・飯山は開幕戦で勝利。続く2回戦も2ケタ得点で勝利した。

【Gブロック】
シード校の小諸商業は注目右腕を擁する諏訪青陵と対戦。打ち合いを制して9対4で勝利した。

ともに春の県大会に出場した松本深志と長野吉田は終盤まで続いた接戦を制した松本深志に軍配が上がった。

【Hブロック】
波乱が起きた。2023年王者で大会連覇を狙う上田西は私立の実力校・松本国際と対戦。チャンスを生かしきれなかった上田西はまさかの無得点。一方、松本国際は小刻みに得点を重ねて4対0で快勝した。

松商学園と長野の伝統校対決は松商学園が11対1でコールド勝ちした。

3回戦は13日から始まる。

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