パリオリンピックに出場するバスケットボール男子日本代表は10日、東京都内で記者会見を行い、代表に選ばれた八村塁選手(アメリカNBA・レイカーズ)が「2回目のオリンピックということで僕もすごく楽しみですし、僕もチームでまた日本代表としてやれることをすごく誇りに思っています」と語った。

2021年の東京オリンピック以来となる日本代表入りで、トム・ホーバス監督の下では初めてプレーする事になる八村塁選手は、オリンピックを通じて「NBAでやってきた経験をチームメートや日本のみなさんに見せられる」とした上で、自らの役割については、「オフェンスでもディフェンスでもリバウンドでもプレーで引っ張っていけたらいいなと思います」と決意を述べた。

また、メンバーについては、「前のオリンピック出たのは5人くらいですかね。こうういう人とやれるの楽しみ。こうやって若いメンバーが入って、今までは僕が一番年下だったと思うけど、やっと僕も上の方になった。上の年代として引っ張っていけたらいい」と話した。

また東京オリンピックで3連敗した事から、「僕らとしては全然やりきった感がなかった」と振り返り、「終わったあとにもう一度オリンピックに行こうと話をしていた。新しい機会を与えられてうれしい。東京オリンピックの思いも踏まえてパリも戦いたい」と述べた。

48年ぶりに自力でオリンピック出場を決めた日本は世界ランキング26位。パリではベスト8入りを目指し、予選リーグでドイツ(同3位)、フランス(同9位)、ブラジル(同12位)と対戦する。

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