(8日、第106回全国高校野球選手権広島大会1回戦 竹原8―0安西)
仲間に声をかけられると、緊張がほぐれ笑顔がこぼれた。
安西の大庭颯斗投手(3年)は八回、2死をとった後、安打と四球でピンチを迎えた。マウンドでひとり、竹原打線に向かう中、内野陣が集まった。「いつも通りやっていこう」。そんな声に、気持ちを新たにした。
ところが、制球が定まらない。四球に加えて三塁打も浴び、点差を広げられた。六、七回は三者凡退に抑えていたが、8回コールドで試合が終わった。
「仲間の応援で最後まで投げきることができた。けんかすることもあったけど、3年間一緒に野球ができて本当によかった」(遠藤花)
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