明治安田Ｊリーグで、Ｊ３のＦＣ今治は７日のアウェーゲームで劇的な逆転勝ちを収めました。Ｊ２の愛媛ＦＣはホームで最下位のチームに完敗しました。

ＦＣ今治は前節の讃岐との四国対決に勝利し、Ｊ２昇格プレーオフ圏内の５位に浮上したなか、シーズン後半戦最初に６位の福島ユナイテッドＦＣと対戦しました。

今治は出だしから勢いを見せたいものの前半序盤にいきなり先制され、前半の終了間際にも追加点を決められリードが拡大。後半は苦しい状況の打破にむけギアがかかり始め、７分にボランチ・トーマスモスキオンのクロスからベテラン・阪野がヘディングでゴールを１点差に詰め寄りました。さらに２分後にはコーナーキックのこぼれ球から地元・今治市出身の近藤が豪快なミドルシュートを決め同点に。勢いに乗った今治は後半３６分、アンジェロッティの縦パス受けた近藤がシュートでゴールネットを揺らし３対２に。今治が３対２の劇的な逆転で上位対決を制し、４位に浮上しました。

Ｊ２で９位の愛媛ＦＣは７日にホームで最下位のザスパ群馬と対戦。２試合ぶりの勝利を目指すなか前半３６分、ゴール前でフリーにしてしまった相手の選手にゴールを決められ先制を許します。さらに前半終了間際にも追加点を奪われ２対０重苦しい展開に。後半も立て続けにゴールを奪われ４対０でゲームセット。２試合連続の４失点で２連敗となりました。順位は９位のままです。

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