アジア予選で優勝して、36年ぶりに自力でオリンピックに出場するハンドボール男子の日本代表は、28日に都内で記者会見を開いて、カルロス・オルテガ監督が14人のメンバーを発表しました。

このうち、
▽初めてのオリンピック代表に選ばれた24歳の安平選手は、身長1メートル72センチと小柄ですが、攻撃の司令塔として競技の本場ヨーロッパでも高く評価され、現在はハンドボールの強豪、北マケドニアのクラブに所属しています。

また、
▽2大会連続のオリンピック出場となる23歳の吉田選手は、高校から競技を始めて、わずか4年で日本代表になり、世界最高峰のフランスリーグに挑戦しています。

このほか、初出場となるのは
◇ゴールキーパー
▽中村匠選手
▽岡本大亮選手

◇コートプレーヤー
▽櫻井睦哉選手
▽玉川裕康選手
▽藤坂尚輝選手
▽高野颯太選手

東京大会に続いて選ばれたのは
◇コートプレーヤー
▽杉岡尚樹選手
▽部井久アダム勇樹選手
▽徳田新之介選手
▽渡部仁選手
▽元木博紀選手
▽吉野樹選手

試合に出場する可能性があるリザーブとして、3人が選ばれました。
◇ゴールキーパー
▽坂井幹選手

◇コートプレーヤー
▽水町孝太郎選手
▽笠原謙哉選手

一方で、東京大会のあとキャプテンを務めてきた東江雄斗選手は、落選しました。

オルテガ監督は「選考は難しかった。全試合を最後まで戦って、できればヨーロッパのライバルを驚かせたい」と話していました。

安平光佑「小さい選手でも世界で通用するところ見せたい」

初めてのオリンピック出場となる安平光佑選手は「夢だったオリンピックに出られるのうれしい。小さい選手でも世界で通用するところを見せたい」と話していました。

吉田守一「ベスト8入り達成し メダル獲得したい」

2大会連続の出場となる吉田守一選手は「東京大会で果たせなかったベスト8入りを絶対に達成してメダルを獲得したい」と意気込みを語りました。

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