10月に開幕の「SVリーグ」に参入するアランマーレ山形が26日、恒例の蔵王坊平合宿をスタートした。昨シーズンの「V1」よりもさらにレベルが上がるリーグを戦い抜くため、基礎を徹底的に鍛える。
アランマーレは毎年チーム作りのスタートに合わせ、上山市の蔵王坊平で強化合宿を行っている。初めてトップリーグのV1を戦い、1勝もできなかった昨シーズン。その悔しさから改めて感じたのは、基礎体力向上の重要性。
(北原勉監督)
「1番重要なのはリカバリー能力。土曜日にフルセット戦っても、日曜日の朝には体がリフレッシュされて土曜日と同じ状況で試合ができるリカバリー能力を上げるためには、基礎体力をつけなければならない」
(リポート)
「セッターの選手たちは足元が不安定な中、さらに重いボールでトスアップしている。体幹、筋肉に負荷がかかっている」
10月から始まる新たな「SVリーグ」は世界最高峰を目指していて、これまでの「V1」よりもレベルが上がる。より厳しい試合に勝つために選手たちは覚悟を持ってこの合宿に臨んでいる。
(木村友里選手)
「かなり追い込まれる。自分との戦い。厳しい苦しい合宿になるが追い込まれたところで何ができるか重要になってくる」
アランマーレは今月、主力だった選手を含む5人が引退した。現在の日本人選手13人をベースに今後、外国籍選手を加えて、北原監督が作っていく今シーズンのアランマーレとは?
(北原勉監督)
「今シーズンはネオアランマーレをモットーに、もう一段階一味変わったアランマーレ。日本人の巧みさと外国人のダイナミックさの融合を今シーズンは見せたい」
アランマーレの強化合宿は今月30日まで行われ、来月7日からのサマーリーグを経て、女子のSVリーグは10月12日に開幕する。
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