得点力不足で低迷が続くJ2モンテディオ山形は、2シーズンぶりに復帰したディサロ燦シルヴァーノ選手が26日初めて練習に参加し「ゴールでチームを助けたい」と意気込みを語った。

J1の湘南から山形に完全移籍で加入し、初めての練習に臨んだのはFWのディサロ燦シルヴァーノ選手28歳。J2優勝を掲げて臨んだ山形は、現在15位。特に得点力不足は深刻で、これまでの21試合で18得点に留まっている。そこで白羽の矢が立ったのがディサロ選手。2022年のシーズン途中に清水から山形に加入し、高いシュート技術を武器に17試合で8ゴールを挙げ、チームのプレーオフ進出に貢献した。約1時間、パス練習やミニゲームなどで、汗を流したあとサポーターからは…

(サポーター)
「おかえり」

頼りになるストライカーの復帰にサポーターの期待も高まる。

(男性)
「後半戦だけで結構点を取っていたイメージがある。今年も後半戦たくさん点を取ってほしい」
(女性)
「ロングシュートやヘディングがガンガン入っていたイメージ。がつがつしたプレーを期待している」
(児童)
「縦にドリブルして抜いてシュートするのがうまいので、そこに期待」
Q.どのくらい点を取ってほしい?
「10点取ってもらえればうれしい」

山形での久しぶりの練習を終えたディサロ選手は次のように意気込みを語った。

(ディサロ燦シルヴァーノ選手)
「正直このチーム以外にもオファーをもらっていたが、このチーム以外に行くことは考えていなかった。数字を残すことが自分の仕事。目でわかる数字でチームを助けたい」

選手登録が可能なのは来月14日のホーム・いわき戦から。リーグ戦で出場できるのは最大15試合で、そのなかで目標は10ゴールとした。

(ディサロ燦シルヴァーノ選手)
「納得いっている順位ではないかもしれないが、仙台戦を見たが、フィニッシュの所以外はかなりいい仕上がりだと思う。あとは自分が決めるだけ。(サポーターからも)期待していると言ってもらっている。大いに期待してもらって、自分が最後のピースとしてハマってチームを勝たせられるようにしたい」

(渡邉晋監督)
「ここ数試合で我々が作ったチャンスシーンを見せて、ここで点を取ってほしいという語りかけをした。結果我々のクラブを選んで来てくれた以上は、彼がゴールを決めて勝ち点3以上を取ることを最大の期待として持っている」

山形の次節は今月30日、アウェイで10位の秋田と対戦する。

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