これは、大会を主催する東京マラソン財団が24日開いた理事会で決めました。

東京マラソン財団によりますと、多様化する参加者のニーズに応えるために来年3月の「東京マラソン」で一般ランナーがエントリーする際のカテゴリーとして、自認する性が男性と女性の枠にとらわれない「ノンバイナリー」を追加するということです。

参加者名簿や記録は「男性」「女性」「ノンバイナリー」でそれぞれ表示されるとしています。

財団によりますと、東京マラソンを含む世界の6大トップレース「ワールドマラソンメジャーズ」のうち海外のすべてのレースではすでにノンバイナリーの選択肢が導入されているということです。

また、国内の大会でもノンバイナリーの選択肢が設けられているケースはあります。

東京マラソン財団は「参加する方々の多様性とアイデンティティーを尊重し、世界で最も開かれた大会を目指していく」としています。

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