明治安田J1リーグ・アルビレックス新潟は6月22日、ホームで川崎フロンターレと対戦しました。勝ち点で並ぶチームのぶつかり合いは終了間際まで試合が動く激戦となりました。
【齋藤正昂アナウンサー】
「デンカビッグスワンには、キックオフ2時間前にもかかわらず多くの観客が訪れています。きょうでリーグ前半の最終戦を迎えます」
【サポーター】
「立ち直りというか、失点しても得点できるという勢いが止まらないので」
【サポーター】
「後半からの得点率が高くておもしろかった」
【サポーター】
「攻撃力というのは色んなチームに見せられたんじゃないかなと思うので、攻撃力をどんどん生かしながら勝ち進んでいってほしい」
また、試合前のイベントには昨シーズンまでアルビに在籍していた三戸舜介選手がサプライズ登場。
【三戸舜介 選手】
「きょうは3万人のサポーターの方が来てくれていると思うので、絶対勝てると思っています。皆さんで応援しましょう」
今シーズン最多の観客が見守る中、行われた試合は序盤、アルビと同じボールを保持するスタイルの川崎に主導権を握られます。
前半7分のピンチは小島のビッグセーブで切り抜けますが、前半17分に相手の素早い仕掛けから陣形が崩れたところを突かれ、先制を許したアルビ。
しかし、今シーズンのアルビはやられたままで終わりません。
後半16分、相手に弾かれた奥村のクロスを堀米が回収して再びエリア内へ。そのこぼれたボールに飛び込んだのは藤原!藤原の今シーズン3得点目で試合を振り出しに戻します。
さらに後半アディショナルタイム。
舞行龍のスルーパスに反応した奥村のクロスは弾かれますが、こぼれ球を舞行龍が拾い、最後は鈴木へ!
【鈴木孝司 選手】
「マイケルと目が合って、これは絶対俺にパスがくると思った。本当に無我夢中で反応して、うまくゴール決められてよかった」
アルビが逆転し試合終了のホイッスル…と思いきや、フリーキックでゴールキーパーから前線にボールが送られると、ボールは一度も地面に落ちることなく最後の最後にまさかの失点。
勝ち点1を分け合う結果となり、リーグ折り返しの試合を白星で飾ることはできませんでした。
【藤原奏哉 選手】
「前半戦は本当にきょうも含め、もったいない試合、あとは失点が多い試合が多かった」
【秋山裕紀 選手】
「勝ち点をとりこぼさないようにしっかり上位を狙っていきたい」
現在アルビの順位は変わらず15位となっています。
後半戦はすぐスタート。6月26日、アウェーで広島と対戦します。
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