サッカー明治安田J2リーグ・いわきFCは6月22日アウェイでレノファ山口に挑んだ。

◇明治安田J2第21節・6月22日維新みらいふスタジアム
<いわきFC 3-0 レノファ山口FC>

試合前、いわきFC・田村雄三監督は「まだ山口さんに勝ったことないので、山口さんに勝てるように一生懸命頑張りたいと思ってます」と静かに闘志を燃やす。上位チームとの戦い続く『勝負の6月』勝って弾みをつけたいいわきFCは、アウェーでレノファ山口との一戦。

まずは前半25分、坂岸のクロスは合わなかったものの、加瀬の折り返しに最後は有馬!果敢に攻めるが得点は奪えず、0-0で前半を折り返す。

「(ハーフタイムに)とにかくやり切るっていうこと、ゴールをこじ開けようっていうことは言いました」と田村監督。後半11分、試合が動く。
大森、坂岸とつないで、最後は谷村。谷村はこれで今シーズン10点目。谷村海那選手は「坂岸が良いところに落としてくれたので、自分は決めるだけでした。これからも勝つために決め続けるだけです」と話した。

このゴールで勢いにのったいわき。3分後には、有馬のドリブル…1人、2人と交わし、まだ持っていく。最後は自ら決めた!約40メートルを駆け抜け、『10番』のテクニック光るスーパーゴールを魅せた。

さらに後半21分には、PKで追加点を奪い勝負あり。3-0の快勝だ。
いわきFC・田村監督は「なかなかホームで勝ててない分、アウェーでしっかり勝ち点3取ることがまず大事だと思っていたので、本当皆さんのおかげだと思います。ありがとうございます」と話した。

4試合ぶりの勝利にサポーターもこの勝利を待ち望んでいた。
いわきFCはリーグ8位を維持しているが、現状1試合、試合数が少ないため、もし次戦の長崎に勝てば、山口との順位が逆転しプレーオフ圏内となる。
29日には、1位の横浜FCとの一戦。いずれにせよ上位チームとの戦いが続くので、長崎との対戦は、今後にも繋がる重要な一戦となる。

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