7月6日に開幕する第106回全国高校野球選手権鳥取大会(鳥取県高校野球連盟、朝日新聞社主催)を控え、県高野連の審判講習会が15、16日、大会会場となる鳥取市の「ヤマタスポーツパーク野球場」などで開催された。
16日の実技講習には、県高野連所属の約25人の審判が参加。仲田正則・審判委員長が「それぞれの課題を克服できるように真剣に取り組んでください」とあいさつした。
審判たちはジェスチャーを交えた発声練習の後、県東部地区の野球部員の協力を得て、ストライク、ボールの判定や内野のフォースプレー、外野フライの判定練習を行うなど本番に向けて確認に余念がなかった。
今年初参加した梶間廉翔(れんと)さん(19)は元高校球児。プレー以外でも野球に携わりたいと審判になった。「多くの人の信頼が得られるように堂々としたジャッジや立ち姿が大切ということを学びました。選手たちを陰で支える存在になりたい」と話した。(斉藤勝寿)
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