7月6日開幕の第106回全国高校野球選手権東・西東京大会(朝日新聞社、東京都高校野球連盟主催)に向けた審判講習会が16日、八王子市館町の堀越球場であった。
10~80代の106人が参加し、「アウト」「セーフ」と発声しながら基本的な動作や姿勢を確認。堀越、八王子両校の野球部員を交えた実戦的な練習などもした。
審判員を務めて約50年になる西尾由紀治さん(84)は、「選手が悔いのないプレーができるよう、はっきりしたジャッジやコールを心がけたい」。今大会で初めて審判員を務める専門学校1年の河野智充さん(18)は、「選手だった高校時代、支えてくれた後輩たちに恩返しがしたくて審判員になった。自信をもって正確なジャッジをしたい」と意気込んだ。
桜井昭夫審判委員長(70)は「選手と審判は、ともにいい試合を作る仲間。選手たちの期待に背かないジャッジをしてほしい」と話した。(西田有里)
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