この夏のパリオリンピックへの出場を目指す、女子バレーボール日本代表チームの強化合宿が4月15日から鹿児島・薩摩川内市で行われています。選手たちは出場権のかかる5月の国際大会に向け、気持ちを高めています。

薩摩川内支局・牧瀬大輔記者「オリンピックへの出場権獲得に向け、会場内では緊張感の中で練習が行われています」

パリオリンピックへの出場をめざす、女子バレーボール日本代表チーム。15日から薩摩川内市で行われている強化合宿には、今年からイタリア1部リーグで活躍する石川真佑選手や、3年ぶりの代表招集となる黒後愛選手。そして、エースでキャプテンの古賀紗理那選手ら、20人が参加しています。

オリンピックへの出場枠は残り5カ国となっていて、5月からの国際大会、ネーションズリーグの1次リーグが終了する6月16日時点の世界ランキングで出場権が決定します。

負けられない戦いに向け、選手や関係者を励まそうと合宿が行われているサンアリーナせんだいで歓迎式が開かれ、薩摩川内市や県などからの特産品が贈られました。

また、2023年シーズン、アメリカ・大リーグの大谷翔平選手のチームでホームランを祝福する際に話題となった、地元企業が制作したかぶとを選手がかぶる様子も見られました。

山岸あかね選手「どうですか?」「似合っています!」
岩崎こよみ選手「おも(重い)!」

女子バレー日本代表・古賀紗理那キャプテン「(薩摩川内市には)いつもこうやって歓迎式していただいて、たくさん食べ物を頂き、場所もプレーに集中しやすい環境を用意してくださってとても感謝しています。あと少しでネーションズリーグが始まるので、初戦がすごく大切になってくるので、まずは初戦、1週目にピークを持ってこられるようにチーム全員で頑張ってやっていきたいなと思います」

女子バレー日本代表・眞鍋政義監督「パリのオリンピック出場権を獲得するといのうが目標なので、それに向かってまい進していきたいと思います」

薩摩川内市での強化合宿は21日まで行われていて、17日の午後と20日午前に公開練習が行われます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。