水球男子の日本代表は、去年のアジア大会で53年ぶりの金メダルを獲得し、3大会連続のオリンピックとなるパリ大会への出場権を獲得しました。

14日は千葉県習志野市で壮行試合が行われ、水球経験者で年代別の日本代表に選ばれたこともある吉川さんを監督とし、元日本代表や海外選手などを集めた「ドリームチーム」と対戦しました。

試合では、日本代表の24歳のエース、稲場悠介選手が、持ち味の力強いシュートやコースを狙う技術の高さを見せ、両チーム最多の7得点をあげて日本代表が18対13で勝利しました。

試合後、吉川さんがパリオリンピックを控える日本代表に対し、「日本の水球は強い。決勝トーナメントに行けるのは8チーム、そこまで行けばメダル獲得も見えてくる」とエールを送り、花束を手渡しました。

吉川さんは「今の日本代表は世界でも10本の指に入る。決勝トーナメントにも残れると思うし、メダル獲得も夢ではない。緊張せず試合を楽しんで、全力で臨んでほしい」と話していました。

稲場選手は「パリオリンピックでは必ずベストエイトに上がって、メダル獲得を目指したい。1日1日を無駄にせず、練習に取り組んでいきたい」と話していました。

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