バレーボール女子のパリオリンピックの出場枠は開催国のフランスを含めて12チームで、これまでに世界ランキング1位のトルコ、2位のブラジル、3位のポーランド、5位のアメリカ、8位のセルビア、11位のドミニカ共和国、それにフランスの、7チームが出場を決めています。

残りの5枠は「ネーションズリーグ」の北九州市での予選ラウンドが終了した6月17日時点の世界ランキングで、すでに出場を決めているチームを除いた上位5チームが獲得します。

ただ、予選大会で出場権を獲得できなかった「アジア・オセアニア大陸」と「アフリカ大陸」のランキング最上位のチームには、優先的に出場権が割り当てられることになっています。

世界ランキングはひと試合ごとの勝敗によって増減するポイントで変動します。そのポイントは、ランキング上位のチームが下位のチームに勝っても大きな上積みは得られませんが、逆に下位のチームに敗れると大幅な減点になる仕組みです。

日本は12日午前の時点で世界6位で、「アジア・オセアニア大陸」の最上位であるため、このままであれば出場権を獲得できます。

仮に、ランキングで現在世界7位の中国に上回れた場合でも、出場権を争う世界9位のオランダや世界10位のカナダとはポイントに開きがあり、優位なポジションにつけています。

北九州での予選ラウンドで日本は、▽12日の初戦で韓国、▽13日にカナダ、▽15日にセルビア、▽16日の最終戦でアメリカと対戦します。

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