茨城県高校野球連盟は11日、第106回全国高校野球選手権茨城大会の概要を発表した。7月6日に開幕し、決勝は27日に行われる予定だ。
今大会には、五つの連合チームを含む88チーム95校が出場。県立の水戸三が初出場し、那珂湊、茨城東と連合チームを組む。茨城大会での初出場校は、2022年の日本ウェルネス茨城以来2年ぶり。
4月から運用が始まった環境省の「熱中症特別警戒アラート」に対応するため、試合中にアラートが出た場合は、三回、五回、七回終了後に設けている給水タイムや休憩の時間を、選手たちの体調にあわせて延長する。県高野連の榎戸努専務理事は「選手たちの健康を最優先に大会を運営していく」と話した。
組み合わせ抽選会は、6月19日に水戸市のザ・ヒロサワ・シティ会館で行われ、開会式は7月6日午前9時から同市のノーブルホームスタジアム水戸で開かれる。
会場は水戸のほか、J:COMスタジアム土浦、ひたちなか市民球場、笠間市民球場の4カ所。日立市民球場は改修工事中のため今年は使用しない。
入場料は800円で、高校生以下は無料。高校生は学生証の提示が必要になる。
優勝校は、8月7日から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる第106回全国高校野球選手権大会に出場する。(古庄暢)
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