プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの栗原陵矢内野手(27)が、5月のパ・リーグ打者部門で月間最優秀選手(MVP)に選ばれた。プロ10年目で初受賞。3・4月は柳田悠岐外野手(35)が受賞しており、ソフトバンクの選手が2カ月連続で選ばれた。
栗原選手は5月、21試合に出場し、いずれもリーグトップの打率3割7分3厘、出塁率4割4分4厘、トップタイの16打点を挙げるなど、首位を走るチームを引っ張った。
みずほペイペイドーム福岡(福岡市)で11日に記者会見した栗原選手は「すごい出来過ぎだと思うけど、1カ月間、結果(成績)を残せた結果なので本当にうれしい」と笑みを浮かべた。
今季は開幕から調子が上がらず、4月中旬まで打率1割台と低迷。5月1日の楽天戦後に近藤健介外野手(30)からスイングについての助言を受け、修正したのが浮上のきっかけになった。
5月31日に柳田選手が右太もも裏の筋損傷を負い、長期離脱を余儀なくされた。主に「6番」を打っていた栗原選手は代わりに「3番」に入る。「(柳田選手の不在は)チームにとっても痛い。何とかカバーできるように毎試合頑張りたい」と話した。(鷹見正之)
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