中学校のスポーツの全国大会として開催されている全国中学校体育大会について、中体連は先週、少子化や教員の負担軽減などを理由に、3年後から規模を縮小し、水泳や体操など9つの競技を実施しないことを決めたと発表しました。

これについて盛山大臣は、閣議のあとの記者会見で「全国中学校体育大会の現状の運営では、継続的な大会開催が困難であることも踏まえ、競技団体が主催する大会への一元化などにより、生徒の大会参加の機会を図ろうとしたものと認識している」と述べました。

そのうえで、競技団体の一部から規模の縮小に反発する意見が出ていることについて、「関係者の声に耳を傾けながら、丁寧に対応することが重要だ」と述べ、10日、中体連に対し、競技団体などと丁寧な議論を行うよう求めたことを明らかにしました。

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