(前年優勝校 履正社 前年参加チーム数159)
今春の選抜8強の大阪桐蔭が軸。だが2強とされる大阪桐蔭と昨夏の大阪大会覇者・履正社の両校を相次いで破り、勢いに乗って春の府大会を初めて制した大阪学院大が台風の目となりそうだ。
大阪桐蔭は最速154キロのエース平嶋桂知(かいち)をはじめ、140キロ台後半~150キロの投手が5人もそろう。攻撃陣も俊足の境亮陽(りょうや)や、主軸のラマル・ギービン・ラタナヤケらが心強い。守備が鍵となる。
大阪学院大はチャンスに強い。3番で遊撃手の主将・今坂幸暉(ともき)が攻守共にチームを引っ張る。制球力がいいエースの左腕・前川琉人(りゅうと)は春、大阪桐蔭を相手に1失点で完投した。
春の府大会準優勝の興国は守備に安定感があり、3位の東海大大阪仰星は打線のつながりが魅力。履正社は昨夏の甲子園にも出場したエース高木大希を擁するが、ノーシードからの挑戦だ。(西晃奈)
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