2034年冬季五輪の最優先候補地にソルトレークシティーが選ばれて喜ぶ招致委員会のブロック会長(手前左)とメンデンホール市長(同右)=23年11月、米ソルトレークシティー(Francisco Kjolseth/The Salt Lake Tribune提供・AP=共同)
【ニューヨーク共同】2034年冬季五輪の最優先候補地に選ばれている米ユタ州ソルトレークシティーの組織委員会が10日、初めての予算見積もりを発表し、総費用は40億ドル(約6280億円)弱になるとAP通信が報じた。新たな競技会場は建設せず、前回02年大会で使用した施設を改修するなどして対応する。 40億ドルのうち、28億4千万ドルは運営にかかる費用だという。実施競技は02年と比べ4割増加するが、運営コストは1%減の見通し。国際オリンピック委員会(IOC)による予算の検証を経て、7月24日に34年の開催地として正式に決定する。
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