渋谷区立原宿外苑中学校で開かれているこの体験会は生徒会の7人のメンバーが中心となって企画しました。

「共生」をテーマに障害のあるなしにかかわらず誰でも参加できる運動会として学校の頭文字から「原リンピック」と名付け、一般の人たちにも開放して行っています。

このうち下半身に障害がある人もプレーできる「シッティングバレーボール」は東京パラリンピックにも出場した小方心緒吏さんらが講師を務め、床にお尻をつけたまま移動したり生徒たちとパスをしながら楽しんでいました。

また、音の出るボールを使った「ブラインドサッカー」は視覚障害者らが講師となり、参加者はアイマスクをつけてボールの音やチームメートの声などを頼りにプレーしていました。

参加した車いすの男性は「こうした取り組みをきっかけに障害者スポーツが活性化してほしいです」と話していました。

企画・運営をした生徒会の会長、目黒龍一郎さんは「共生社会とはなんなのか考える機会を自分たちで作ることができてうれしいです。障害があるなしを区別せずにみんなそれぞれ個性があって違うんだよということを考えてほしいです」と話していました。

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