岸田文雄首相（自民党総裁）は5日、衆院政治改革特別委員会に出席し質疑に応じた。自民党が再修正した政治資金規正法改正案に関し「今国会での確実な改正と政治の信頼回復に全力で取り組みたい」と語った。

質疑は政党から政治家個人に支出する政策活動費の透明性を確保する方策や第三者機関による監査のあり方に及んだ。首相は第三者機関を「なるべく早期に設置できるように自民党も貢献する」と述べた。

改正案は同日の特別委で与党や維新の賛成多数で可決される見通しだ。自民党は6日の衆院本会議で採決し、衆院通過を目指している。

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