ハラスメント問題で町長が辞職した岐阜県池田町の町長選が6月4日、告示され、新人3人が立候補を届け出ました。

 池田町の岡崎和夫前町長は、延べ15人の女性職員へのセクハラ行為が第三者委員会に認定され、その後に辞職しました。辞職を受けて6月4日、町長選が告示されました。

 前回の町長選で岡崎前町長に敗れた、無所属で新人の会社員・竹中誉さん(53)が再び出馬しました。

竹中誉さん:
「ハラスメント対策につきましては、行政のみならず一般的に仕事をやっていく上での前提条件のお話だと思っておりますので、そちらについては改めて争点にするつもりはない」

 過去に兵庫県議などを務めた無所属・新人の会社役員・小西彦治さん(52)は、今回の無投票当選阻止を掲げて立候補しました。

小西彦治さん:
「(ハラスメントが)現場で起こっているのであれば、意見箱みたいな形で直接リーダーに話ができるような環境をつくる。職員も覚悟を持って立ち向かっていただきたい」

 前回の町長選にも出馬し落選した、無所属・新人で会社員の柳生一成さん(68)も、立候補を届け出ました。

 柳生さんは「池田町の混乱する町政、ありえないセクハラが起こる町政。閉塞感を打ち破っていきたい」としています。

 池田町長選の投票は6月9日で、即日開票されます。

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