家族の介護などを担う「ケアラー」を支援する条例の制定に向け、京都市議会で、チームが発足しました。

5月31日に発足した「京都市ケアラー支援条例(仮)」の制定に向けたプロジェクトチーム。

家族などの介護を日常的に担う「ケアラー」をめぐっては、支援する法制度がなく、「ケアラー」を社会全体で支えることを目的とした「支援条例」を自治体で制定する動きが全国で広がっています。

しかし関西ではまだほとんどなく、プロジェクトチームは、社会で孤立するケアラーの現状を支援団体からヒアリングしました。

【プロジェクトチーム座長 寺田一博京都市議】「『ケアラー』という言葉は1つかもしれないけど、背景には非常に多種多様なものがあるので、まずは皆さんの意見を丁寧に聞くところからスタートしたい」

京都市議会では、9月議会での成立を目指す方針です。

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