岡山市の新アリーナ建設計画について、岡山県が参加しない意向を示し、先行きが不透明となる中、経済団体が5月31日、早期の建設実現を市に要望しました。

岡山商工会議所の松田久会頭らが岡山市役所を訪れ、大森市長に要望書を手渡しました。要望書では、新しいアリーナは地元プロスポーツチームの発展のために必要不可欠であり、若者が郷土に愛着を持ち、定住が進む環境整備にもつながるとして、早期の建設実現を求めています。

市は、JR北長瀬駅近くに約145億円かけて新アリーナを建設する計画で、岡山県に費用の一部を負担するよう求めていますが、県は、計画に参加しない意向を示しています。岡山市は今後の計画の進め方について6月5日に発表する方針です。

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