東京電力は福島第一原子力発電所の燃料デブリの取り出しを早ければ8月にも着手する方針を示した。

福島第一原子力発電所の廃炉作業で最難関とされる燃料デブリの取り出しは、最初に2号機で進められているが、ロボットが通る配管に溶けたケーブルが詰まっていることが発覚。当初の大型ロボットよりも狭い範囲を通過できるロボットを新たに製作し、行われることになった。
東京電力は「10月末までに着手」としていたが、5月30日、作業が順調に進んでいるとして「早ければ8月にも着手する」という方針を示した。
今回は数グラム程度の取り出しを予定している。
2号機での取り出しは、当初「2021年中」でしたが、これまでに3回延期されている。

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