能登半島地震への対応で自民党の提言を茂木幹事長(中央左)らから受け取る岸田首相(30日、首相官邸)

岸田文雄首相は30日、首相官邸で自民党の茂木敏充幹事長らから能登半島地震の被災地支援に関する提言を受け取った。「31日に復旧・復興支援本部を立ち上げて復興基金の政府の考え方を示す」と述べた。

首相は復旧・復興に全力を挙げているとした上で「家屋の解体作業や液状化対策など中長期的に取り組まなければならない厳しい現実を目の当たりにしている」と指摘した。「支援の充実を図っていかなければならない」と強調した。

首相は4月の復旧・復興支援本部で、復興基金については地方議会の日程などを踏まえ6月をめどに設置するよう指示していた。

自民党の提言は良好な生活環境の確保や道路の早期復旧、公費解体の推進などを求めた。

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