7月の東京都知事選挙への立候補を表明した立憲民主党の蓮舫参議院議員が都議会を訪れ、各党派に支援を呼びかけた。

蓮舫議員は、29日午後2時ごろ、東京都庁を訪れ、都議会の6つの会派をめぐり、知事選での支援を要請した。

立憲民主党・蓮舫参院議員:
都民の皆さま方に私が挑戦した理由というもの、私の都政に対しての思いをしっかりお伝えしたいと思う。

午前中には、国会内で立憲民主党の同僚議員に対し、出馬への意気込みを語った。

立憲民主党・蓮舫参院議員:
こんなに謙虚な私は久しぶりです。政治とカネ、古い政治に決別をすると言って8年前に登場した人が、今や政治と金まみれの自民党に寄り添っている。絶対に許せないと思いました。東京から政治改革。納税者・都民・国民に寄り添った知事に、私はなります。

一方、現職の小池知事は、都議会での所信表明に臨んだ。

小池都知事:
今の都民のために、そして100年後の都民のために働かなくてはいけない。この決意は一瞬たりとも揺らいだことはありません。

小池知事は8年前、初当選したときの決意をあらためて強調したものの、29日は出馬への言及はなかった。

小池知事の陣営からは、「これまでの小池都政の流れをとめることは大きな損失」との声が上がっていて、知事選で小池知事は、子育て支援策や災害対策など8年間の実績を都民に訴えるものとみられる。

知事選には、広島・安芸高田市の石丸市長や、元自衛隊空幕長の田母神氏ら20人以上が出馬を表明している。

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