リサイクルで災害対策をサポートです。

紳士服メーカーが下取りしたスーツで作った「毛布」を島原市に贈りました。

表面の起毛加工でふんわりとした肌ざわりだけでなく、保温性アップも期待されています。

実は、この毛布…

スーツの生地をリサイクルしたものなんです。

手がけた紳士服メーカーが島原市に100枚を贈りました。

洋服の青山 島原店 織部鴻輔 店長
「より環境の関心が高まっていただければと思う」「回収した衣類がエコ活動だけでなく、地域の防災や森林保全にも繋がっていることを伝えていきたいと思う」

青山商事は店で回収したスーツなどを海外で再利用したり、車の断熱材へリサイクルしていて、2018年からは災害対応の支援のため毛布作りも始めました。

島原市を含む8つの自治体に計1700枚を贈っていて、能登半島地震の被災地では支援活動にあたる市職員も温めました。

古川隆三郎 市長
「災害はいつくるかわからない」「そんな時にこのような貴重な毛布が備蓄をしていれば速やかな対応ができると思う」

島原市は毛布を市内の約40カ所の避難所に備蓄し、「もしも」に備えたいとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。