岸田首相は28日午後、東京都内のホテルを訪れ、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県の伝統工芸士の実演を視察した。

「金沢箔」「九谷焼」「輪島塗」「加賀友禅」「金沢仏壇」「山中漆器」それぞれの実演を視察した岸田首相は、「現地で拝見したことがあります」「実際私もやったことあるんですけど難しいですよね」など工芸士との会話を交えたほか、「分業のため1人でも欠けると難しい」などの復興に向けた課題にも耳を傾けた。

視察に先立ち行われた「伝統的工芸品産業の振興に関する法律制定50周年記念式典」では、能登半島地震について「被災地では輪島塗の職人の皆様から直接『自分たちの代で終わらせたくない』『次世代につなぐために必ず復興させる』と強い思いを直接伺った」と語った。

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