南陽市は、温泉リゾート施設「四季南陽」の計画中止を受けて、白岩孝夫市長の給与を50%減額することを明らかにした。責任の所在を明らかにするためとしている。

温泉リゾート施設「四季南陽」は、3年前に閉館した「ハイジアパーク南陽」を再活用するため、民間の会社が建物などを買い取り開発を進めていたもの。
しかし、5月21日、建物から検出されたアスベストの撤去に莫大な費用がかかるとの理由で、市と会社が計画の中止を発表した。

これを受け27日、南陽市は「大きな期待を集めたプロジェクトが成果を得られなかった責任の所在を明確にするため」と、白岩孝夫市長の給料を減額することを明らかにした。
給料の減額は3カ月間・50%とし、6月に開かれる議会に、関係する条例案が提出される。

また市は、返還を受ける「旧ハイジアパーク」の管理費用として、約1000万円を補正予算案に計上している。

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