集団的自衛権の行使を認めた安全保障関連法は憲法に違反し、平和的生存権などを侵害するとして岡山県の住民らが1人10万円の損害賠償を国に求めた裁判の控訴審で、広島高裁岡山支部は5月24日、「法律の成立で具体的な危険が生じているとは認められない」とする一審の判決を支持し控訴を棄却しました。
また、安全保障関連法が合憲か違憲かの判断は示しませんでした。原告側は判決を不服として上告する方針です。弁護団によりますと、全国で起こされた25件の集団訴訟の一つで、これまで全て原告側の訴えが退けられています。
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