立憲民主党の大串博志選対委員長が、国会審議で立憲が政治資金パーティーを禁止する法案提出をしている中、自らの政治資金パーティーを6月に都内で開催することについて「みんなで政治資金パーティーをやめることが実現できたら私もやらないつもりだ」と説明した。

自民党の派閥資金問題をうけ、与野党が政治資金規正法の改正案を国会に提出しているなか、立憲民主党は単独で政治資金パーティーの開催を禁止する法案を国会に提出している。

こうした中、大串氏は、党幹部ながら、自身の政治資金パーティーの開催を予定していて、党の法案と矛盾しないかという指摘を受けている。

これについて大串氏は「私達の法案は、政治全体で政治資金パーティーをやめようという法案だ」とした上で「その(立憲の)法案が通れば私もやらない」と強調した。

大串氏はパーティー開催について「法案が通るまでの間は個人で政治資金パーティーを行うことはあり得るというスタンスでいたので、その考え方に沿ったものだ」と説明した。

また、6月の政治資金パーティは毎年定期的に開催している後援会の勉強会だとし、延期や中止の可能性については現在のところ否定した。

大串氏は、勉強会について「政治資金パーティーとして収入を得ている」とした一方で事務所の運営費のベースになっているとし「それは全て政治資金収支報告書に全部きちんと載せて1円に至るまで収支明細を明らかにしている」と述べた。

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