鹿児島県は2024年2月の入札で売却された、鹿児島市にある県農業試験場跡地2区画の売却金額について、総額64億円と発表しました。

売却金はドルフィンポート跡地での新たな総合体育館の整備にあてられます。

これは21日、県が補正予算案発表の会見で明らかにしたものです。

県によりますと、開陽高校の隣にある約2万3000平方メートルの農業試験場跡地26街区を鹿児島医療生協が35億円で落札し、その隣にある約1万9000平方メートルの25街区を原田学園が29億100万円で落札したということです。

2区画の売却総額は約64億円で、その使い道については…

陸川論 鹿児島県財政課長
「売却益すべてをスポーツコンベンションセンターの整備を進めるための基金に積み立てる」

農業試験場跡地の残る未利用地は、1区画約1万2600平方メートルで、こちらは鹿児島市と第10管区海上保安本部が購入手続きを進めています。

この区画の概算評価額は約10億円で、この売却金も新たな体育館の整備にあてられるということです。

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