兵庫県知事のパワハラ疑惑などを告発した職員の懲戒処分について、知事は再調査のための第三者機関を設置することを明らかにしました。

【兵庫県 斎藤元彦知事】「議会側からの要請は大変重いと考えています。私自身も真摯に受け止めて、第三者機関の設置を進めさせていただく」

兵庫県は、当時、西播磨県民局長だった男性職員（60）が、ことし3月に斎藤元彦知事についての疑惑を書いた文書を作成し、一部の報道機関などに配ったことに対して、停職3カ月の懲戒処分としました。

処分のための内部調査では、県は告発文は「事実無根」だと結論付けましたが、県議会議員からは、「調査は客観性に欠ける」などとして第三者機関による再調査を求める声があがっていました。

斎藤知事は21日午前、県議会の内藤兵衛議長からの申し入れを受け、再調査を行うために第三者機関を設置すると表明しました。

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