クマによる被害が増加し市街地での目撃も相次ぐなか、岩手県の達増知事は必要な場合、安全を確保した上で市街地でも銃の使用が認められるべきだという考えを、5月17日、改めて示しました。

達増知事
「いざという時、市街地でも安全を確保し銃が必要な場合使用が認められるべき」

達増知事は17日の会見でこのように述べ、クマの目撃が相次ぐ市街地での銃の使用について、必要な場合安全を確保したうえで柔軟に使用出来るようにするべきという考えを示しました。

県内では2023年度クマに襲われてけがをした人が死亡2人を含め49人と過去最多の被害となっています。

2023年11月には北海道東北地方知事会が、クマの被害防止対策について住宅周辺での銃使用の運用基準の明確化などを含め緊急要望しています。

達増知事は安全を確保した上で市街地での銃の使用を認めるよう県からも国に働き掛けるとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。