去年、大阪湾に迷い込んだクジラの死骸処理費が、試算の倍以上に膨らんだ問題で、大阪市は今月22日に監視委員会に調査結果を報告することがわかりました。

去年1月、大阪の淀川河口付近で見つかったマッコウクジラ「淀ちゃん」の死骸について海底に沈める処理費用は当初、およそ3800万円と試算されていました。

しかし、実際には倍以上のおよそ8000万円に膨らみ、これまでに、大阪港湾局の職員が処理業者と早く契約に至ろうと、試算額を業者の見積り額に近い額に引き上げるよう局長に進言していたことがわかっています。

大阪市はことし2月から契約の流れについて調査を行っていましたが今月22日、監視委員会に調査結果を報告することがわかりました。

市は、大阪港湾局へのヒアリング調査の結果などを報告するということです。

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