4月に起きた海上自衛隊のヘリコプターの墜落事故を巡り、鹿児島県鹿屋市の中西茂市長が不適切な発言をした問題で、鹿屋市議会は、市長に謝罪などを求める申し入れ書を提出することを決めました。

これは、5月13日開かれた鹿屋市議会の議会運営委員会で決まったものです。

この問題は4月に行われた記念切手の贈呈式で、伊豆諸島沖で墜落したヘリと同型機がデザインされた切手について、中西市長が「事故直後で値打ちがあるんじゃないか」と発言したものです。

13日の委員会では、市議会の各会派から反省を求める声が上がりました。

議員
「市長には今後の市政の舵取り役を担う責任を重く受け止めて二度とこのようなことがないようにと苦言を呈しておく」
「公の場できちんとした形で謝罪をしてもらうよう議会として文書をもって、みなさんと行動ができればと思っている」

委員会では、中西市長に公の場で謝罪などを求める申し入れ書を議長名で提出することを決めました。

申し入れ書の内容については、5月20日に改めて委員会を開き、決定するということです。

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